■ 北摂・半国山
・・・・2023年01月29日
2023.1.29

昨年の冬の地蔵山では1m近い積雪があった。今年もまた雪の季節で積雪は恐らく昨年以上、しかし近付けるかどうかに疑問が残る。何しろ今年始めての雪道走行、慣れるまでは冷汗ものだ。国道477は谷間の細い道で今朝の凍結した路面状態を考えると出来れば走りたくない。国道を見送り、八木町の広域農道を辿ると綺麗に除雪された道に雪・氷結は少なく、これは楽勝だ〜と上り詰めた神吉地区。綺麗な除雪はここまでで、越畑方面は凍り付いた雪道であった。

少し先の氷の上に、路面を眺めて立ち尽くすワンボックスが1台。あ〜はなりたくないものだ。Uターン可能地を目の前にして、踵を返して下界へ避難。風の無い青空の中に白い地蔵山が聳えていた。実際は、駐車地を探してウロウロしてはみたものの、路上の除雪もままならない状況で、そんな都合の良い事があろう筈もなく、止む終えず撤退となった次第。これで尻尾を巻いては沽券に関わる。どうやら酷い雪道で経験知も積んだ事だし、ここ数年ご無沙汰していた半国山は園部を回れば直ぐである。

半国山宮川コースの起点、公民館の駐車地に車を置いて、氷と雪の道には先行者の足跡が残る。気温は氷点下だが無風の陽射しの中は春の温かさ、金輪寺まで歩くと汗ばんできた。鐘撞堂横の踏み跡を見ると数人分の踏み跡がある。城跡に続く途を辿る頃にアイゼンに変わった。購入したての道具は使ってみたいのが人の常、すれ違う方の背中に乗るのはスノーシューだ。これは帰りの話。

展望の良い陽射しの中で、赤熊から烏帽子を辿り半国を回って赤熊に帰ると云う方と暫く立ち話。なるほどそうすると距離は稼げるし累積標高は1000を越える。ピークには7人ばかりのハイカーがおられたよし、意気揚々とお帰りになるお背中を見送り、ちょっと時間が押して来た。目的は運動と汗だから既に達成してはいる。雪が深くなったところで今日の終わりだ。大きなザックを背負い、子供と子供の自転車を抱えたお二人には驚いた。雪の、狭く急な登山道に子供用自転車の走行シーンはあり得ない。しかし、目論見が外れた結果とは云え、子供の遊び場程度の山行が続いているのは事実である。そろそろ気合を入れないといかんな〜


CGI-design