■ 北摂・半国山
・・・・2013年02月10日
2013.2.11

多少雪が降ったようだから、気軽に行ける正面谷から武奈が岳へ行こうと、それ程早くもない時間ではあったが京都東出口まで来た。出口渋滞2キロはやむお得ないとしても、湖西道路に入り、真野出口から先の渋滞は目を疑いたくなる。疑ってばかりで事態が好転する訳は無いから、出て一般道を走ってみた。

こちらも蓬莱の駅前まで来て完全に停止、目の前の信号が青になっても赤になっても殆んど動きが無い。阿呆らしいので一抜けて、今来たばかりの道を引返しつつ、反対車線は大渋滞だ。

どうした訳でかくも皆さんが集まったものか考えてみた。少しばかりの雪と陽光、それに僅かに3連休、大きなイベントなぞは聞いて無いし、上の理由だけで自然と集まってしまったのか不思議である。

雪が降ると何処まで可能か調べた上で、それでも行こうというものは、戦々恐々出掛けてくる筈である。こんなに気安く来られるとは、皆さんの車は全車スタッドレス装着が標準になったと思う他ない。

何時の間にやら冬は冬タイヤが浸透したのだ。首都圏の降雪被害を見て学んだという事だ。あ〜そうか、と納得した。納得はしたがこれではたまらん。何処に行くにも大渋滞では身動きが出来ない。

花が咲いた、今日は暑い、紅葉が見頃だ、そして雪景色だ、その度に大渋滞では凡そ窮屈で仕様がない。それこそ道路使用制限法のようなものが出来たら堪らない。賢い策はないものだろうか。

半分騙された様な気持ちで半国山登山口に着いた。辺りは静かで草木を焼く煙の匂いが懐かしい。畦の枯れ草の中に春らしい芽生えがあり、オオイヌノフグリの青い小さな花が咲いた。背丈の殆ど無いタンポポも小さな花を咲かせた。

小さな女の子が二人、水の無い水路の土手で遊んでいた。さっきまでは何だったのか不可解なほど静寂だ。笹薮まで歩くと、色々の小鳥が囀って、シジュウカラは小枝の先から此方を見下ろし、その下では、ヤマガラの姿が見え隠れしていた。

写真はリスの足跡とエビフリャ〜(リスが食べた松ぼっくり)です。


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