■ 北摂・小和田山界隈
・・・・2009年03月22日
2009.3.23

金曜日は寝てクラシ、快晴の土曜日も余韻のなかでひねもすぐずぐずしてしまい、夜中に降りだした雨の音を聞きながら明日は雨やな・・・。雨ほどは上がったけれども何時また降ってくるかも判らない空模様。お散歩コースでこの時期といえば、多少早いようでも今年ならなんとかなるか。

と、やってきたのは小和田山。新しくなったダイヘン保養所立て看板を過ぎ、山の神を祭ったかもしれない神社前の大きな桜の木の下に駐車。ギンランの自生が見られたところである。ますます黒雲が覆い始めた重い空。かつて激しい雨と恐ろしい雷鳴に閉じ込められた記憶がまざまざと蘇るのである。まずは小和田山尾根への取り付き付近まで右側の道を歩く。雪が消えて久しいはずなのに草花が見えないのは、やっぱりまだまだ寒いのかな・・。

日当たりの良さそうな道路わきにスミレの青い花が。やはりスミレは逞しい、目の前のクロモジもまだ蕾である。取り付き辺りまで歩くと流石に汗が流れ、昨日の夜のビールとも暫しのお別れ。尾根を歩いて衣服を汚しても詰まらないので楽チンな周回コースに決定、目に入るのは芽生えたばかりのヨモギくらいだが、来週にはクロモジも開花し、今はまだ冬芽を開いたばかりのキブシあたりも若葉を出しそうだ。

ウグイスはあちこちの梢で鳴いているのにガラの仲間がまるでいない。このあたりはシジュウガラの繁殖地でもあるはずなので姿が見えないのはやや不思議である。若葉が芽生える来週あたりは賑やかになってくれるだろう・・。下りで満開だったのは、アブラチャンかダンコウバイか、今を盛りに幹からも小さな花を出していた。

雨がぽつぽつやってきて、傘を差しながら車まで。直後に激しい雨と風の来襲、早めに戻って助かった。


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