■ 湖南アルプス・矢筈が岳
・・・・2026年06月13日
2026.6.14

オマーン湾経由に代わる原油調達先を確保したとの首相の話があった。ガソリン不安、ナフサ不安は払拭されて然るべきべき発言である。これで、山へも海へも心置きなく行ける状態に戻った。ナフサ問題があるようだが、そうした滞留に付いては利害関係者の間で解決すべき問題だ。一般国民の知るところではない。梅雨の晴れ間と言う事で、湖南アルプスの矢筈ヶ岳を歩いて来よう。標高差は少ないものの距離と累積標高は稼げるので便利だ。

ほぼいつもの時刻に田上公園、駐車車両は1台だけ。こんなに閑散とした様子は始めてだ。昨日は天の橋立と神戸の郊外で熊の出没があったとか。出足の悪い原因ではないか。大きくてヒグマと見紛うばかりの東北のクマなら頷けなくもない。少ない事例ながら、関西のクマのサイズは目測で80センチ、顔も大人しげなものばかりで恐れるに足りないと思っている。この状況は、前回に続いて登山口まで車で入って大丈夫、と言う事だと判断した。

登山口の駐車地に列ぶ車は3台、人の姿はない。散歩の人の無いのもまた珍しい事だ。広い登山口の脇に止め、目の前の谷川沿いのルートを歩く。砂礫の谷川を流れる水はやや多く、手を浸すと冷たい。風化花崗岩の道を歩くと陽射しが出て暑い。空を見るとほぼ青空、辺りを覆うコシダは暑苦しい。陽射しの露岩を降りて来たお若い女性は涼しげな様子だ。後続のお友達にも汗は無い。彼らと入れ替わりに斜面を登り、尾根の平坦地で汗を拭き休息。

松の木の手前の砂地を流れる細やかな水辺にモウセンゴケを発見。ルートミスらしい先の2人が現れ、笹間ヶ岳方面に行った様子。続いて子供連れの男性が現れ休息もなく繁みに消えた。滲む汗のあるうちに歩こう。真っ直ぐに歩いて右に折れると笹間ヶ岳方面、左の高みに登ると矢筈ヶ岳方面、矢筈ヶ岳方面は樹林の下のルートが続き比較的涼しい。

長く踏まれた道は丈夫で、流出が少なく左右の林床より高いところが多い。古い道の痕跡を見ながら、延々と続く治山工事の跡を歩き、巨大な岩の間を2度ほど抜けると矢筈ヶ岳。矢筈ヶ岳を前にして、先の子供連れの男性が佇んでいた。山はまだ遠いですか?。指さして、あの上が矢筈ヶ岳です、50mほどの登り道ですね。樹林の下では僅かに飛び出たピークは見え無い。子供を振り向き、登る?、と聞いた子供は泣きそうな顔。道は知らないし不安で、怖かったそうだ。

今日のところはもう帰る、と言い降って行った。ルートを知らず、休みところで休まないでは子供だって同行しない。お父さん、しっかりしなさい。

そんな事もあったりして、しっかり2時間ばかりも丘陵地で遊び、東海自然歩道に出た頃には大いに疲れた。やはり人気のない道を降り、前方に人の気配を確認した頃からは続々と後続がある。結局のところ、クマニュースによる影響はあったのかなかったのか、よく分からない日であった。


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